フランス/ラングドック赤

レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ キャルト・ポスタル 2023 750ml
Les Vigne d'Olivier CARTE POSTALE 2023

4,180(税抜:3,800

数量

在庫あり/あと4個

ラッピング

1本用ギフトバッグ

産地:フランス/ラングドック
品種:グルナッシュ、サンソー、アラモン、メルロー、シラー

 

複数品種をブレンドすることで、果実の明るさと奥行きを併せ持たせた赤ワインです。南仏らしい温暖な気候を背景にしながらも、全体の印象は軽やかで、飲み進めやすいバランスに整えられています。色調は赤みを帯びた澄んだ紫色で、ザクロやブラックチェリーの果実に、バラの花びらのような華やかな香りが重なります。口に含むと滑らかなアタックからジューシーな果実味が広がり、生き生きとした酸と繊細なタンニンが無理なく溶け合い、軽やかさの中にしっかりとした輪郭を感じさせます。余韻には海藻を思わせる旨味が静かに現れ、果実の甘やかさとともに穏やかに続きます。

 

醸造は全房のまま8日間のマセラシオンを行い、その後自然な発酵へと進みます。熟成はファイバータンクとフードルを併用し、約8か月。過度な抽出や樽の影響を抑えつつ、果実と液体の調和を重視した造りとなっています。複数の品種がそれぞれの役割を持ちながらも、ひとつの流れとしてまとまるよう設計されています。

 

畑は粘土石灰質土壌に位置し、ワインに適度な厚みと安定感を与えています。収穫は2023年9月末に行われ、果実の熟度と酸のバランスが取れた状態で仕込まれています。南仏のブドウでありながら、過度な重さに寄らず、日常の延長で楽しめる軽やかさを備えています。

 

少し冷やしめで供することで、果実と酸のバランスがより明瞭になります。軽めの肉料理や前菜、シンプルなグリル料理と合わせやすく、食事とともに自然に寄り添う一本です。若いうちのフレッシュな表情を楽しむのに適していますが、短期的な熟成によってより落ち着いた一面が現れる可能性も感じられます。

Les Vigne d’Olivier(レ・ヴィーニュ・ド・オリヴィエ)は、ラングドック地方エロー県北東部、アルジェリエール村に拠点を置く生産者で、オリヴィエ・コエンによって手がけられています。地中海性気候の影響を受けながらも、強い風が畑を乾かし、南仏らしさの中に伸びやかな酸をもたらす環境にあります。

オリヴィエは学生時代、ニースの自然派ワイン専門のカーヴ「ラ・パー・デ・ザンジュ」で働きながら、多くの生産者と出会い、ワインへの関心を深めていきました。その後、コルスのアントワーヌ・アレナやサン・ジョセフのピエール・ゴノンをはじめとする造り手のもとで経験を積み、とりわけティエリー・アルマンのもとでの研修が大きな影響を与えています。現場での実践を通じて、栽培と醸造の両面における基礎を築いてきました。

2014年にアルジェリエールに畑と醸造所を構え、自身のドメーヌをスタート。軽やかで飲み心地に重きを置いたスタイルと、熟成を見据えたキュヴェという異なる方向性のワインを初ヴィンテージから提示しました。その後、雹害や野生動物の被害といった困難も経験しながら、徐々に畑を拡張し、信頼できる栽培者からのブドウを用いたネゴシアンとしての取り組みも行っています。

現在は土壌環境の改善にも力を注ぎ、羊を畑に放して雑草管理と土壌の活性化を図るほか、ピスタチオやザクロ、ハーブ類など多様な植物を植えることで、畑全体の生態系を整えています。こうした取り組みは、土壌のバランスを保ち、より安定したブドウ栽培へとつながっています。

醸造においても試行錯誤を重ねており、ソレラシステムの導入やフードルの使用、多様な醸造手法の組み合わせなど、固定観念にとらわれないアプローチを続けています。かつては周囲の意見に影響されすぎて悩む時期もあったものの、経験を積むことで自身の方向性を見出し、現在は確かな手応えをもってワイン造りに向き合っています。

若手生産者から中堅へと歩みを進めつつある今も、彼の探求心は変わらず、畑とワインに対する関心を絶やすことなく、土地と向き合い続けています。その姿勢は、素直で伸びやかな味わいとしてワインに反映されています。

  • 商品コード
    :193631
  • 送料について
    1配送先につき税込33,000円以上お買い上げの場合、送料を税込み1,100円分まで当店が負担いたします。
   

最近チェックしたアイテム

関連商品